”できない””やめられない”を変えませんか?
こんばんは。NTCSF橋本です。
つい先ほど大学生活最後のテストを終え、息が抜けております。(再試にならないといいなぁ。。笑)
来週から4週間の評価実習が始まるということで楽しみなような怖いような複雑な気持ちになっております。。
ところで皆さんにひとつ質問です。皆さんは、「自分がやらなきゃいけないのにできないこと」「やめたいのにやめられないこと」はありませんか??
今日こそやる!!と意気込んでもできなかったり、できても続かなかったりしてませんか?
僕はめちゃくちゃあります。
部屋は汚いし、使ったもの元に戻せないし、勉強に手がつかないし、漫画があるとついつい読んじゃうし、、
変えたいのに癖になっててなかなか変わらないんですよね。笑
おっと、僕の話は置いといて。
そんなことを思ったことがある人はきっと僕だけじゃないはず…笑
そこで最近僕は自分自身の行動を変えるべく”行動変容”をやっています。
行動変容とは?
行動変容を一言で表すと「クライアントに対して意図的な働きかけを行うことによってクライアントが自らの選択で行動を開始、また行動を継続させるためのスキルを習得させることで行動を継続させること」です。
その行動変容はいくつか種類があるのですが、僕がいま行っているのは”トランスセオレティカル・モデル:TMM”というもので、元は禁煙指導のために開発されたものです。
これは臨床でも使われるようなメジャーなものになっております。
ではTMMは何をするかというと、クライアントを
①前熟考ステージ:6ヶ月以内にやる意思なし
②熟考ステージ:6ヶ月以内にやろうとは思っているが、今はやろうとは思わない
③準備ステージ:1ヶ月以内にやろうと思っているor今すでに行動をし始めている
④実行ステージ:行動を始めて6ヶ月未満
⑤維持ステージ:行動を始めて6ヶ月以上継続している
の5つに分け、 そのステージに応じたアプローチを行っていきます。
たとえば僕の場合は今部屋が汚いと感じており、部屋を片付けようと考えてはいるので、”準備ステージ”になります。
ここの状態から行動を行っていくために自分でやるべき行動を選択します。簡単に言うと、自分が行動を続けるために”目標”を立てます。
ただその目標立てるときに注意が必要で、必ず小さなことから目標を立てること!!
次のグラフを見てください。
このグラフは先ほどの5つのステージ分類ごとのクライアントが感じる負担感と恩恵の関係を表したグラフになっております。
つまり、①の前熟考ステージの方は行動への負担感が大きく、恩恵を感じにくいのに対して、⑤の維持ステージの方は行動への負担感が小さく、恩恵をかなり感じていることがわかります。
つまり、先ほど記したとおり、行動の行い始めは小さな目標を立て、徐々に恩恵を感じることによって行動が継続し始め、今度は少し大きく目標を立て、継続し…の繰り返しが起こることによって行動がいい方向に継続していきます。
いきなり部屋の片づけを終わらせるという目標は、いつも自分でそう思ってできる人ならいいですけど、できない人からしたら目標を実行するための負担が大きすぎて、なかなかやる気にならないのです。
また目標を立てる際、その都度何%くらいできたかを振り返ることによって何ができなかったのか、何でできなかったのかを明確にすることで次はどうすればできるか。と考え、再びできる目標を立ててやってみみて、、、ということを繰り返すことによって少しずつでも改善をすることができ、また継続につながります。
もし以前に目標を達成したことがあった場合、そのとき自分は何を思ったのか。を思い出すと「以前こうだったな、あのときみたいに戻りたい!」といった感情が思い出され、よりやる気が出てくるのではないかと思います。
ちなみに僕の最終目標は「部屋をきれいにする」ことなので、最初の目標は「使ったものを元の位置に戻す」ことからはじめました。いまは「1週間に1回は授業のプリントをまとめる」という目標を実行しています!!笑
僕自身行って1ヶ月くらいたちますが、少しずつ部屋もきれいになってきているのかなと感じてます。
もし、「自分がやらなきゃいけないのにできないこと」「やめたいのにやめられないこと」がある方がいましたら、少しだけ試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。