筋膜とは?

こんばんは。NTCSF加藤です。⚾

 

今回は筋膜について基本的な知識を簡単にまとめてみました。

余談いつもより少なめで行きます!(絶賛テスト期間中なので…)

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20180121022742j:plain

(筋膜の画像 ネット上で拾ったものです。)

 

筋膜リリース・アナトミートレインなど、

何かと最近話題の‟筋膜”ですが、

筋膜についてみなさんはちゃんと知っているでしょうか。

 

定義から解剖学的、生理学的に知っているでしょうか。

 

少しでも怪しいと思ったら、一緒にここで確認していきましょう。

 

 

①定義

 筋膜とは、肉眼解剖学的に使われると一般的に筋上膜”のことを指す。

しかし、広義では筋上膜より表層の結合組織を含んだり、筋周膜や筋内膜を含んだりする場合がある。

→つまりとても曖昧?...

ここでは筋上膜のことを指して進めていきます。

 

膜:fascia

筋膜:myofascia

英語もしっかり正しいものを。

関係ないですが、日本語には間違った訳って割とたくさんありますよね。この前、広辞苑のイベントで「フェミニズムフェミニスト」の意味を巡って運動を起こしている方々のお話を少し聞きました。興味のある方は調べてみてください。少し載せておきます。→こちらこちら

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20180121011845j:plain

集合体恐怖症にはキツイ図…

キツイ方は下の図を参照してください。

※どちらの画像もネット上で拾ったものです。

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20180121011918j:plain

 

筋肉の最外層の筋上膜のことを一般的に“筋膜”と使っているんですね。

他にも膜がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

 

 

②構造・組成

筋膜の細かい話に行く前に、

そもそもヒトという多細胞生物は、どのような成り立ちをしているのか、というと、

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20180121020706j:plain

(中学理科かな?また集合体恐怖症にはキツイ。画像はネット上で拾ったものです。)

上の図のように構成されています。

 

では筋膜はどこにあたるのか。

 

もちろん、組織にあたるのは皆さまお分かりのことかと思います。

組織には上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織と4つありますが、

 

筋膜支持組織ですよね。筋組織じゃないですよ。

(筋組織は平滑筋とか横紋筋とかの話ですね。)

 

また、さらに支持組織には、

結合組織、軟骨組織、骨組織、血液・リンパと4つありますが、

 

myofascia結合組織ですね。

線維芽細胞、マクロファージ、肥満細胞、形質細胞、脂肪細胞、リンパ球、樹状細胞、好酸球、好中球などなどの細胞があり、

膠原線維、細網線維、弾性線維といった線維ヒアルロン酸コンドロイチン酸などのムコ多糖類などからなる基質 からなる細胞間質があります。

 

さらにその分布の違いなどから、結合組織もいろいろとあるわけです。

では、もっと細かく。一気に行きます。

 

筋膜とされる筋上膜は、最外層にあることから丈夫な交織密性結合組織と分類されています。

筋線維の両端は筋膜または腱に付着するのだが、収縮したときに生じる力を十分に伝えるために、この丈夫な交織密性結合組織となっている。

 

ちなみに、筋内膜筋周膜疎性結合組織で、筋線維の間など組織同士の間、空間を埋めるようにできています。

平行密性結合組織とまた別物となっていたりします。

 

密性結合組織の特徴としては、細胞外に膠原(コラーゲン)線維などの線維性の成分がメインとなり構成されており、外力に対して強い抵抗力を持つようになっています。

膠原線維が一定方向に規則的に走行する平行密性結合組織

膠原線維の走行が一定していない交織密性結合組織

に分けられます。

 

ちなみに筋内膜筋周膜疎性結合組織は、器官の間など最も広く分布している結合組織であり、線維成分はまばらで、その間隙には液体や塩類の貯水池としての役割があります。

 

 

と、途中脱線や関連項目も記載させていただきましたが、

これが筋膜の簡単な構造・組成です。

1年生のうちにやってしまう、この内容。

わりと抜け落ちていませんか?正直、私も怪しいです。

 

 

③機能・役割

最後に機能と役割についてです。

先ほどの構造のところで、少し出てしまっていますが、

というか当たり前ですが、構造的に組成的に「~~~の機能」といった話になりますよね。

 

ということで、

 

筋膜の機能・役割は、

①筋の保護(丈夫な組織で構成)

②収縮を制限(どこまでも伸びて切れないように?…)

③収縮した力を伝える伝導力

 

の3つを、とりあえずまとめておきます。

 

 

今回はこのくらいで。

 

皆さま、いかがだったでしょうか。

そんなの知ってるよ、という情報だったと思いますが。

(満足できない情報ですみません!) 

 

こういった基礎知識、おろそかにできませんよね。

知っていた方がより良いアプローチに繋がりそうですし。

 

 

また、こういったことを、まとめていきたいと思います。 

 

 

以下はメモ程度です。

 

今回まとめていて思ったのは、

定義が曖昧な時点で、そもそも筋膜って言葉が使いづらいなと。

選手や患者さんに説明するときに、

「筋膜が~~~~~で」とかいう説明は、使いたくないなと思いました。

 

それって確実な言葉・情報ではないので。

わかっていないことが多い、人体を扱う私たちには、

仕方がないこと、であったり、妥協点、ではあると思いますが、

なるべく真実で正しいことを、専門職ならば伝えたいじゃないですか。

なので、「筋上膜が~」「深筋膜が~~~」って使いたいですね(屁理屈っぽい)

そもそも表面からは見えないので、本当はどうなっているのかわかりませんが。

 

 

ということでテスト残りがんばります。

(テスト延期して長くなった。。。)

 あ、今年もNTCSFを宜しくお願い致します。

 

2018年の目標!

 

こんにちは、NTCSFの黒鳥です!

 

2018年ももう2週間が経ちましたね…

 

なにか新しいことを始めようと思っていた人、

去年までの悪い習慣を直そうと思っていた人、

それぞれいるかと思いますが

その目標に向かって何か行動できていますか?継続できていますか?

 

私も今年は目標がありまして、それは

優柔不断を直す!! です! 

 f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20180115185546p:plain

友人と一緒に食事をしにいった時にメニューを決めるのが遅いことや

休日に今日は何をしようと考えていると何も決まらず無駄な一日を過ごす…

 

そんなことがしばしばあるんです。

前に一度それで彼女を怒らせてしまったこともありました。

 

そんな私、ふと気づきました。

迷っている時間が無駄なのだということに!

 

もちろん人生においてはたくさん考えて迷って慎重に答えを出すべき場面もあると思います。

そんな場合はしっかり考えて迷うことをオススメします。笑

 

問題はそれ以外の日常です。

迷っている時間をなくせばそれだけ他のことをする時間もできますし、迷うという労力もかからずに済みます! なんてすばらしい!!

 

中学校時代にお世話になった恩師のS先生がよくおっしゃっていた言葉があります。

「迷ったらgoだよ!」

あの時はあまり深く考えなかった言葉ですが、今となってはとても深いメッセージだったのだなと思います。

 

実際この団体に入るときも迷ったのですが、この言葉が頭のどこかに残っていたのでしょうか。 ふと「やってみよう」と思ったんです。

今はまだ活動の経験も少ないですが、団体に参加していることで得られる経験はとても多いと思います。自分に対する責任感も出てきます。

 

みなさんも迷っていること、ためらっていることがあるなら一歩踏み出してみてはいかがですか?

自分が思っているものとは違う世界がそこに見えるかもしれません。

(団体のメンバーも募集してますので興味のある方はぜひご一報ください。笑)

 

 

 

さて、まじめな話は疲れるので今回はこのあたりにしておきます。笑

 

それではまたお会いしましょう!

 

初挑戦!!

こんにちは!

NTCSFの梅村です。あけましておめでとうございます!

今年もNTCSFをよろしくお願いします😄

 

今年は初めて留学なるものをしてみようと思ってます✈️

学校側が主催してくれる理学・作業療法学科の学生を対象とした

約10日間という短期ですが、行ってきます!

http://navi.momoiku.jp/thumb/10123.png 

親に相談したら「英語しゃべれんのに、何しに行くんや」と

一刀両断されましたが、なんだかんだ許してくれました(笑)

 

留学をはじめ、今年はいろんなことに初挑戦していきます!

と思ったのもこの団体の影響なんだろうなぁって思ったり思わなかったり(笑)

 

この団体に入ってまだ日は浅いですが、いろんな刺激をもらってます。

特に最近まわりを見て思うのが

もっと早く行動しておけばよかったなぁ〜って後悔してます😭

団体の1年生を見てるとなおさらです。。。

まぁ、後悔先に立たずなので今できることを全力でこなしていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

子供とスポーツ

 

 

こんばんは!
NTCSFの畑山です!

 

 

今回のブログのテーマは…
「子供とスポーツ」てす!!!

 f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171231120611p:plain

先日、知り合いのスポーツトレーナーさんがある少年野球チームの保護者さんへ

「子供の成長」について講演をすると言うことで、呼んでいただき、拝聴してきました!

 


皆さんは小学生の頃、お友達とで遊びましたか??
家の中でDSゲームキューブ、またカードゲームで楽しんだのではないですか??
僕もスマッシュブラザーズ遊戯王には子供ながら熱中していた思い出があります!

最近のお子さんは僕らの世代よりも、外で遊ぶことが減っているようです。更に言えば、裸足で遊ぶ子なんてほとんど見ないですよね。
道路や公園がからコンクリートに変わってしまったことが大きいかもしれません。
昨今のこのような社会変化や乳幼児期の基礎運動(例えば寝返りやハイハイ)の欠如がこのような体への影響を及ぼしているそうです…

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171231113301j:plain

 

 

さて、このような現代の子供達、特に小・中学生に対して、スポーツを通して

「運動スキル」を高めるとしたらどうしたら良いでしょう??

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171231113332j:plain


少し画質は悪いですが、36項目の動作があります!これらをウォーミングアップやダッシュメニューに組み合わせることで、色んな体の動き覚えることができるんです!

 

ここでポイント!
①教えこまない
②はみ出す
③完成させない
④成果を求めない
⑤主たる目的を隠し、その目的を達成させる

これらの動き自体は実際のスポーツで使わないことも多くありません。

ですが、友達と競争しながら全身を思いっきり動かすことで、楽しさが高まり、体を動かすこと、スポーツすることの楽しさを覚えます!!


私たち大人は、小学生にすら「完璧」を求めがちで、プロ選手を手本や例として挙げがちですが、そんなことより「スポーツの楽しさ」を教えてあげることが大切なんだそうです!

 

僕もスポーツ現場で小学生を相手にすることがあれば、

体を動かすことって、スポーツって楽しいな思ってもらえるようなメニューを考えようと思います!

 

今年も残すところ数時間ですね、、、

2018年は2017年以上に幅広く充実した活動にしていきます!!

2018年もNTCSF

よろしくお願いします m(_  _)m

 

それでは、よいお年を!

師も走る時期【師走】

 

こんばんは🌙

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

お久しぶりです、NTCSFの津布子です😊!

 

2017年も残すところあと11日!!

世の中も慌ただしくなっていますね〜〜

 

この1年振り返るといろいろなことがありました。

実習があったり、実習があったり、実習があったり・・・

(実習しかなかったですね😰笑)

実習がメインの1年でしたが、友達と旅行へ行ったり、

野球観戦したりと、とても充実した1年だったなぁと

しみじみ感じています。

 

 

ところで話は変わるのですが

先日、あるスポーツのチームの練習風景や

トレーナーの方の現場での様子を見学させて頂きました。

オフシーズンのトレーニング指導や練習後のアフターケアなど

半日でしたが、内容の濃い1日充実した日を過ごせました。

また、医療機器メーカーの方ともお話しする機会を頂き、

普段聞けないようなお話もお伺いすることができました。

 

このような機会を設けてくださった監督さん、

当日いろいろご指導していただいたトレーナーの方、

見学をさせていただいた選手の皆さま、

貴重なお話をしてくださった医療機器メーカーの方、

本当にありがとうございました。

 

最後の最後でこのような出会いや経験が出来たこと、

2017年のよい締めくくりができたと思います😄

 

国家試験までもうひと踏ん張りしつつ

部屋の大掃除をしていき

体調管理もしっかりしていこうと思います!!

 

皆さまも体調には十分にお気をつけて

よい年末をお過ごしください( ´ ▽ ` )ノ

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171221202518j:image

言葉を贈る

こんばんは、NTCSFの小野寺です

 

12月に入り、寒さも厳しくなってきました

それなのに部屋のエアコンが壊れ、毎日夜の寒さに震えています(笑)

 

話は変わりますが

 

現在ある時期真っただ中でございます!!!

 

学生であったことのある方であればだれもが通る道.....

 

 

そうです!!!

 

 

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171130214031j:plain

 

「受験期」でございます

 

私は去年の今頃、とても苦しんでいました...

 

違う違う

それは置いといて(笑)

 

先日、母校の一つ下の後輩が私立大学の面接での試験だったんです

(それ以外詳しくは聞いてないのですが)

 

結構緊張してる感じでした

緊張するのはあたりまえですよ

一年前の私も緊張してましたから(国公立の二次試験が面接だったので)

 

緊張していた後輩に

 

ある言葉を贈りました

 

それは

You play with the cards you're dealt

「配られたカードで勝負するしかないのさ...」

 

です

 

本当はこの後に

... ,whatever that means.

.... それがどういう意味であれ

 

と続きます

 

これは漫画「ピーナッツ」に登場するビーグル犬であるスヌーピーの言葉です

 

            f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171130223942p:plain

 

 

一年前もですが

 

最近でも様々な場面でこの言葉に助けられています

 

私はこの言葉を

 

「ないものねだりはするな、今の自分で戦え」

 

といった意味で解釈しています

 

テスト、試験や部活・サークルの大会といった

 

自分の実力を試されるとき

 

「自分は大丈夫!! いける!!」

 

なんて思える人はごく一部で

 

大体の人は

 

緊張、不安

周りの人のほうが頭よさそう

相手の選手のほうが強そう

今日は調子悪いかも

 

そんな

マイナスの気持ち

を持つことだってあります

(私もそんな感じです)

 

そのためなのか

本来の実力が出せなかった

もっとできたのに...といった

 

後悔

 

につながることも多々あります

 

周りや相手のことを気にする必要なんてないんです

 

自分の実力を出し切ることが第一優先なんです

 

なので大事な場面でこの言葉を思い出すわけです

 

You play with the cards you're dealt

「ないものねだりはするな、今の自分で戦え」

 

積み重ねてきた努力を信じるのです

 

たとえ微々たるものでも

 

その努力は大事な場面で戦うために身につけた武器です

 

その身につけた武器で頑張らなくてはいけないわけです

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171211172820j:plain

 

「もー、やるしかないっしょ!!!」

 

って気持ちになるわけです

 

まぁ、開き直りに近いですが...

マイナスの気持ちを取り除くわけです

 

その開き直りが

持っている実力をだしきることにつながり

結果を得るための工夫やひらめきにつながり

 

 

実力以上の結果を得る

こともあると

私は信じています

 

 

この文章を読んだ方

You play with the cards you're dealt

この言葉を自分なりに解釈して

頭の片隅にでも置いてみてください

 

自分の実力が試される場面

 

に直面したとき

あなたの味方になってくれるかもしれません

 

  

 

 

”経験”すること

 

こんばんは。

 

お久しぶりです、橋本です。

 

この間、代表の加藤がマラソン大会に参加したそうですが僕もマラソン大会に参加してきました

 

サポート役として!!

 

少し前になりますが、11/12に行われた「さいたま国際マラソンに参加される方の出走前ケア出走後ケアをさせていただきました

 

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171204225319p:plainさいたま国際マラソン日本テレビより)

 

加藤のように肉離れをしたランナーさんをケアする事は無かったのですが。(笑)

性別,年齢,練習量,経験数の違う

 

ランナーさんにケアをさせていただきました。

 

ケアというのは、出走前に準備として簡単なストレッチや疲れているところのマッサージ、テーピングなどを行ったり、出走後の疲れた体にストレッチやマッサージ、アイシングなどを行いました。

 

そこでまず感じたことは”筋肉・脂肪のつき方が全然違う”ことです。

 

なに当たり前のことを言っているの?という話ですけどね。笑

人によって身体は違うということを改めて感じました。

 

 

次に感じた事としては”自分の力のなさ”です。

 

今まで自分なりに勉強をしてきたつもりでしたし、ケアでも不完全燃焼ながら自分が持ってる力を出せたという気持ちもありました。

 

しかし少し後になってみると、”あの時この検査をすれば” ”あのアプローチができたんじゃないか” ”こんなアドバイスもできたのでは?”

といったような悔しさが後から後から出てきました。

 

自分の学習不足を痛感しました。

 

 

 

色々と自分が感じたことを書いてきましたが、

今回僕が伝えたいこととしては

”経験することの大切さ”です。

f:id:NextTrainersCollegeSportsField:20171204225904j:plain

人間最初から完璧にできるやつはいない。とよくいうように、人は経験をすることによって成長していきます。

 

例えば自転車に乗ること。初めからスイスイ前に進めた人はそうはいないですよね?

ほとんどの人は何回も転んで、なぜ転んだかを振り返り、次につなげる。これの繰り返しだと思います。

 

今回僕は出来ることを100%出せませんでしたが、出し切れなかったことがさらなる自分の成長につながると思いますので、これからさらに知識を深めていこうと思います!

 

 

 

読んでいただいたみなさんは色々なことを経験していますか??

間違えることは怖いですが、その経験があなた自身の成長につながります。

 

みなさんも様々なことにチャレンジして経験を積み、なりたい自分にむけて一歩ずつ進んでいってください。